新たに情報理工・心理・医学の融合プロジェクトと題して、研究成果の社会への還元を一層加速させる取り組みを始動しました。このプロジェクトには、これまでの活動に協力してくださった方々に加え、新たに精神科医などの医療従事者も参加しています。
定期的にオンサイトでの会議を実施しており、先日は大阪で今後の活動の方針を決めました。
実際に現場で働く方々からの率直な意見が、自分たち情報理工の観点からでは気づけな
10月初めにハワイ・オアフ島で開催された国際学会IEEE SMCで、研究発表をしました。
この国際学会が扱う研究分野は幅広く、世界中から人工衛星通信や自動運転、福祉工学などの多種多様な研究成果が一堂に会しました。自分はカウンセリングロボットが高齢者のQOL向上に与える効果について発表しました。また、偶然にも、自分が学生の頃に所属していた研究室の同期や先輩にもお会いすることができました。もちろん、そ
9月19日から21日にかけて新潟県柏崎で開催された日本機械工学会福祉工学シンポジウムに参加し、研究発表を行いました。
福祉工学シンポジウムも何年振りかの対面開催だったようです。
学会では工学系の研究者だけでなく、リハビリ施設の関係者も多く参加し、まさしく学際的な場となりました。
また、私が学部生の頃にお世話になった福祉工学を専門とする先生にもお会いすることができました。
学会や、夜に開かれた
近頃、続く暑い日々に負けることなく、私たちの研究チームは高齢者の生活の質(QOL)向上を目的としたカウンセリングシステムの開発において、新たな進展を遂げております。これまでの研究により、ある程度の精度でQOLを推定することが可能となったため、その技術を社会実装していく段階に進んでいます。
ただし、情報理工学の分野だけで研究を進めることは視野が狭まるリスクがあるため、新たに精神科での実務経験を持つ研
タイトル:
特許出願が大変な件
内容:
民間企業との共同研究で発明したシステムの特許出願が完了しました!昨年から準備を進めてきてやっとここまで来ることができました。これからは審査を経て、また権利化ポイントの調整を行います。
これと同時に、学生の頃に発明したシステムの特許出願に向けた準備も続けています。
大学の教職員が自身の発明で事業化することは、大学としても推奨しているようで、サポ
日本機械学会福祉工学シンポジウム2023 (LIFE2023) に論文の要旨が採択され、発表することが決まりました。
この学会は、医療、福祉、生活支援などの分野と工学や技術の分野の研究者が一堂に会する場として毎年開催されています。今年のテーマは「Assistive Technology/工学・技術への期待と進歩」です。
この3年間は福祉工学の専門家の方々や高齢者福祉施設の方々との交流が減っていた
先日、巷で話題になっているChatGPTについての講演を企業の方々を対象に行いました。
大学には自然言語処理の分野での研究を行っている研究室がいくつかありますが、自然言語処理や生成形AI、高齢者福祉の全てに関連した研究をしている研究者として、私が引き受けることとなりました。
生成系AIというのは、新しいコンテンツを作り上げるシステムのことを言い、ChatGPTもその1つです。
無料で活用するこ
サポーターの方々にご支援いただきながら、取り組んできた研究成果についてまとめた論文が、先日、国際学会に採択されました!
国際学会の名前は、2023 IEEE Conference on Systems, Man, and Cyberneticsです。
IEEEは、「アイ・トリプル・イー」と読みますが、これは世界最大規模の学会で、研究者であれば誰もが知っている有名な学会です。
この会議で発表され
現在、研究費獲得のための申請書を作成しています。そのために、さまざまな情報を収集しています。最近の記事では、SNSもライターも研究論文でもChatGPTが注目を浴びており、これからどのように活用していくかについての議論が活発になっています。
新しいシステム、ChatGPTを含むものを実社会で適用する際には、人間が使いやすくする方法を考える必要があります。その一つの例がユニバーサルデザインであり、誰
連休までは諸々の書類手続きなどの事務作業が多かったですが、連休が明けてからようやく時間配分をうまくすることができるようになり、自分の研究も少し進めることができました。
本日は巷で噂になっているChatGPTを自分の研究に導入し始めたことについてお話します。
自分がこれまで実装してきたQOL推定システムによる人の正確な状態理解を、ChatGPTによる自然言語対話と組み合わせることを考えています。